正岡子規 : 俳句あり則ち日本文学あり
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書誌事項
正岡子規 : 俳句あり則ち日本文学あり
(ミネルヴァ日本評伝選)
ミネルヴァ書房, 2020.9
- タイトル読み
-
マサオカ シキ : ハイク アリ スナワチ ニホン ブンガク アリ
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注記
引用・参考文献: p213-218
正岡子規略年譜: p223-227
内容説明・目次
内容説明
正岡子規(一八六七〜一九〇二)俳人・歌人。近代俳句・短歌、それに写生文という新しい扉を開いた正岡子規。その頭脳はある時期から「近代」を生み出したにしても、その「腹蔵」には「江戸」がしっかりと根を張っていた。多面体でありえた、またそうならなければならなかった子規の「志」とは何か。挑戦と敢闘の短い生涯に迫る。
目次
- 第1章 松山や秋より高き天守閣—松山時代(一八六七〜八三)
- 第2章 草茂みベースボールの道白し—学生時代(1)(一八八三〜八八)
- 第3章 卯の花をめがけてきたかほととぎす—学生時代(2)(一八八九〜九二)
- 第4章 芭蕉忌や我に派もなく伝もなし—俳人「子規」の誕生(一八九三〜九五)
- 第5章 いくたびも雪の深さを尋ねけり—俳句の名声と病(一八九五〜九六)
- 第6章 今年はと思ふことなきにしもあらず—雑誌の発刊と写生文(一八九六〜九八)
- 第7章 くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる—短歌の革新へ(一八九六〜一九〇一)
- 第8章 糸瓜咲て痰のつまりし佛哉—最晩年、病床を描く(一九〇一〜〇二)
- 終章 遺産が生む新たな遺産
「BOOKデータベース」 より