心淋し川 (うらさびしがわ)
著者
書誌事項
心淋し川 (うらさびしがわ)
集英社, 2020.9
- タイトル別名
-
心淋し川
- タイトル読み
-
ウラサビシガワ
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注記
「小説すばる」掲載を単行本化にあたり加筆、修正
収録内容
- 心淋し川
- 閨仏
- はじめましょ
- 冬虫夏草
- 明けぬ里
- 灰の男
内容説明・目次
内容説明
不美人な妾ばかりを囲う六兵衛。その一人、先行きに不安を覚えていたりきは、六兵衛が持ち込んだ張形に、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして…(「閨仏」)。飯屋を営む与吾蔵は、根津権現で小さな女の子の唄を耳にする。それは、かつて手酷く捨てた女が口にしていた珍しい唄だった。もしや己の子ではと声をかけるが—(「はじめましょ」)他、全六編。生きる喜びと哀しみが織りなす、渾身の時代小説。第164回直木賞受賞。
「BOOKデータベース」 より