日本の堤防は、なぜ決壊してしまうのか? : 水害から命を守る民主主義へ

書誌事項

日本の堤防は、なぜ決壊してしまうのか? : 水害から命を守る民主主義へ

西島和著

現代書館, 2020.9

タイトル別名

日本の堤防はなぜ決壊してしまうのか : 水害から命を守る民主主義へ

タイトル読み

ニホン ノ テイボウ ワ ナゼ ケッカイ シテ シマウノカ : スイガイ カラ イノチ オ マモル ミンシュ シュギ エ

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注記

重要なのは越水しても決壊しない堤防の整備。健全な治水行政を求める法曹界の新鋭が、日本の水害対策の現状を解説。人命を最優先させる水害対策へ転換するため、民主主義の発展の必要性を指摘する。テキストデータ請求券付き。

内容説明・目次

目次

  • はじめに 堤防の決壊から民主主義の課題がみえる
  • 第1章 水害対策における堤防強化の重要性(あいつぐ堤防の決壊;水害対策の必要性と現状)
  • 第2章 重要な水害対策が消されてしまう日本の政策決定プロセス(「決壊しにくい堤防」はなぜ消されたのか;堤防の決壊からみえてくる民主主義の課題)
  • 第3章 堤防を決壊させない民主主義へ(民主主義と参加の権利;「お願い」参加と「権利」参加;課題を参加で解決することは1992年の国際合意;ポイントは「初期段階」「代替案との比較検討」;「ダム検証」における代替案との比較検討の不公正さ;参加の権利を保障する「戦略的環境アセスメント」の導入を;初期段階の参加で「洪水を受けとめる水害対策」を可能に;SDGsの求める民主主義へ)
  • おわりに 変化のきざしと変化への抵抗

「BOOKデータベース」 より

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