科学者の社会的責任を問う

書誌事項

科学者の社会的責任を問う

荻野晃也著

緑風出版, 2020.8

タイトル読み

カガクシャ ノ シャカイテキ セキニン オ トウ

注記

主な参考文献: p252-253

年表京大定年退官までの45年間の出来事: p262-269

内容説明・目次

内容説明

京大工学部原子核工学教室の職員(助手)だった著者は、学生・院生たちと原発の安全性や問題点を学ぶうちに、その「危険性」を確信した—湯川秀樹を代表とする原子力研究のメッカで、反旗を翻して反原発運動の黎明期に活動し、「全国原子力科学技術者連合」(全原連)の組織化に邁進し、「伊方原発訴訟」の弁護補佐人として安全性論争を担った闘いの軌跡。

目次

  • 第1章 科学者の社会的責任と反原発(京大における原子核研究;京大での私の研究について;京大の原子核・原子力研究について;湯川秀樹先生のこと;湯川秀樹と原発問題)
  • 第2章 京大工学部原子核工学教室に就職して(「全国原子力科学技術者連合(全原連)」の誕生;全原連の活動について;反原発住民運動とのかかわり;全原連とその他の反(脱)原発運動との関係)
  • 第3章 伊方原発訴訟のこと(裁判の開始まで;「異議申し立て」の提出;「第一審」が始まる;第一審の経過と証人調べ;第二審(控訴審)はじまる;控訴審での証言内容と経過;最高裁に上告;伊方原発訴訟が終わってから)
  • 第4章 原発問題から電磁波問題へ
  • 第5章 おわりに

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ