丸刈りにされた女たち : 「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅

書誌事項

丸刈りにされた女たち : 「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅

藤森晶子著

(岩波現代全書, 093)

岩波書店, 2016.8

タイトル別名

丸刈りにされた女たち : ドイツ兵の恋人の戦後を辿る旅

タイトル読み

マルガリ ニ サレタ オンナ タチ : 「ドイツヘイ ノ コイビト」ノ センゴ オ タドル タビ

大学図書館所蔵 件 / 1

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

第二次大戦中に「支配者」であるドイツ兵と愛し合い、解放後に見せしめとして丸刈りにされたフランス人女性たち。キャパが撮影した写真やアラン・レネの映画『ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)』でも知られる彼女たちは、「対ナチ協力者」の烙印を押され、フランスにおけるタブーとされてきた。「丸刈りにされた女たち」をたずねて二〇〇四年にフランスに渡った日本人留学生が、その困難に満ちた戦後の人生を綴った記録。

目次

  • 第1章 レジスタンスの国—ジャクリーヌの場合
  • 第2章 写真の呪縛—シモーヌの場合
  • 第3章 「ナチの被害者」—リナの場合
  • 第4章 母と子の戦後—テレーズとマリ=ジョゼの場合
  • 第5章 制裁の起源—マルグリットの場合
  • 第6章 「不幸な人生を歩むよう定められているの」—セシルの場合
  • 第7章 「これは恋の話なのです」—マドレーヌの場合
  • 第8章 できなかった再出発—エステルの場合

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ