書誌事項

平野が語る日本史

日下雅義 [著]

(角川文庫, 22228)

KADOKAWA, 2020.6

タイトル別名

平野は語る

タイトル読み

ヘイヤ ガ カタル ニホンシ

注記

「平野は語る」(大巧社 1998年刊)の改題・文庫化

参考文献: p202-203

ジャケットに「角川ソフィア文庫」との表記あり

内容説明・目次

内容説明

難波京・平城京・平安京をはじめ、古代日本の都が置かれた「平野」の実態とは?段丘、扇状地、三角洲、ラグーン…。地震や火山爆発によって急速に、流水や氷河・風・波浪の浸食や堆積によってゆっくりと変化してきた平野は、人間とどのように関わってきたのか。過去の景観と地形環境を、遺構・遺物や古文献・史料、古地図・地籍図から復原。畿内、大井川、紀ノ川、筑後川を例に、人々の自然への思いや生きざまに迫る。

目次

  • 序章 平野をどうとらえるか
  • 第1章 呼び名の歴史をめぐって
  • 第2章 日本の平野の特異性
  • 第3章 平野は変わる
  • 第4章 段丘と古代の開発
  • 第5章 畿内の盆地群と都京の立地
  • 第6章 大井川扇状地の洪水と住民の知恵
  • 第7章 紀ノ川氾濫原の河道変遷
  • 第8章 筑後川三角洲の水路網と舟運
  • 第9章 ラグーン(潟湖)型平野と古代の港
  • 終章 地域史研究への第三の方法

「BOOKデータベース」 より

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