父のおともで文楽へ
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父のおともで文楽へ
(小学館文庫, [い45-1])
小学館, 2020.9
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チチ ノ オトモ デ ブンラク エ
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シリーズ番号はブックジャケットによる
Contents of Works
- 紙屋治兵衛
- 清姫
- 八汐と政岡
- おみつ
- 猿回し
Description and Table of Contents
Description
母の三回忌法要で実家を訪ねた佐和子は、父・敬一郎から文楽を観に行こうと誘われる。娘の梨々花が元夫・義彦との面会で不在のため、お付き合いで国立劇場へ向かった。演目は『心中天網島』。紙屋治兵衛は、妻への未練を持ったまま、恋仲の遊女との心中も踏ん切りをつけられない。佐和子は共感できなかった。弁護士の義彦は米国に拠点を移す予定があり、梨々花を連れて行きたいと言う。佐和子は離れたくないが、娘を思えば留学もさせてやりたいと悩む。そんな中、敬一郎から検査入院するという連絡が入った…。三十七歳、シングルマザーの奮闘の日々を描く。
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