日本語研究から生成文法理論へ
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日本語研究から生成文法理論へ
開拓社, 2020.9
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ニホンゴ ケンキュウ カラ セイセイ ブンポウ リロン エ
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日本語研究から生成文法理論へ
2020.9.
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日本語研究から生成文法理論へ
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注記
その他の編者: 高橋大厚, 瀧田健介, 高橋真彦, 村杉恵子
編者「高橋真彦」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え
参考文献: 各章末
"一般言語理論を発展させる契機となりうる日本語特有の現象を分析し、その理論的帰結を論じた17編の論文を、「ラベル付けと言語間変異」など5部に分けて収録。国立国語研究所共同研究プロジェクトの研究成果の一端を示す。"--TRC MARCより
収録内容
- 弱主要部と言語類型論 : 日本語の文法的特質をめぐって / 斎藤衛著
- 二重側方移動とラベル付け / 高野祐二著
- 二重焦点の格助詞脱落とラベル付けについて / 多田浩章著
- スクランブリングか?QRか?ラベル付けに基づくアプローチ / 奥聡著
- ラベル付けの相対的普遍性 : 第一言語獲得からの示唆 / 村杉恵子著
- ECP効果の獲得と間接否定証拠 / 藤井友比呂著
- 幼児日本語における作用域の反再構築化現象 / 杉崎鉱司著
- 「-方」名詞節の構造 / 瀧田健介著
- 日本語裸名詞の意味論 / 和泉悠著
- 人称代名詞,指示詞と主文現象 / 林晋太郎著
- 一人称空目的語と項省略 / 高橋大厚著
- 助詞残留現象 / 坂本祐太, 齋藤広明著
- とりたて詞の分布とその省略への帰結 / 船越健志著
- 短縮回答 : 名詞句内分配解釈の可否からの示唆を求めて / 宮本陽一著
- 主格目的語の移動と作用域 / 越智正男, 猿渡翌加著
- 例外的格標示構文 / 岸本秀樹著
- 例外的格標示構文の対格主語 / 高橋真彦著
内容説明・目次
内容説明
本書は、国立国語研究所共同研究プロジェクト『日本語から生成文法理論へ—統語理論と言語獲得』の研究成果の一端を示すものであり、プロジェクト研究者による17編の論文を収録している。ラベル付けと言語間変異、統語知識の獲得、名詞句の構造と意味、省略現象の多様性、格表示と統語構造の5部から成る。それぞれの論文が、一般言語理論を発展させる契機となりうる日本語特有の現象を分析し、その理論的帰結を論じている。
目次
- 1 ラベル付けと言語間変異(弱主要部と言語類型論—日本語の文法的特質をめぐって;二重側方移動とラベル付け;二重焦点の格助詞脱落とラベル付けについて;スクランブリングか?ラベル付けに基づくアプローチ)
- 2 統語知識の獲得(ラベル付けの相対的普遍性—第一言語獲得からの示唆;ECP効果の獲得と間接否定証拠;幼児日本語における作用域の反再構築可現象)
- 3 名詞句の構造と意味(「‐方」名詞節の構造;日本語裸名詞の意味論;人称代名詞、指示語と主文現象)
- 4 省略現象の多様性(一人称空目的語と項省略;助詞残留現象;とりたて詞の分布とその省略への帰結;短縮回答—名詞句内分配解釈の可否からの示唆を求めて)
- 5 格標示と統語構造(主格目的語の移動と作用域;例外的格標示構文;例外的格標示構文の対格主語)
「BOOKデータベース」 より