これでいいのか岐阜県
著者
書誌事項
これでいいのか岐阜県
(地域批評シリーズ, 51)
マイクロマガジン社, 2020.9
- タイトル別名
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これでいいのか岐阜県 : 南北が分断している岐阜の未来はどうなる?
- タイトル読み
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コレ デ イイ ノカ ギフケン
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注記
本書は、2015年5月に刊行された「日本の特別地域特別編集67 これでいいのか岐阜県」を加筆修正の上、文庫化したもの
その他の書名はブックジャケットによる
文献: p318-319
内容説明・目次
内容説明
どうしても地味な印象が拭えない岐阜県。しかしそのポジションは、日本のへそ・重心、交通の要衝、そして「美濃を制する者は天下を制す」とも言われる日本のセンター。名古屋にもしっかりと依存し、中京圏の一角として産業集積も進み、発展著しい。また現代産業ばかりでなく、刃物、焼物、和紙など伝統工芸も盛んである。とはいうものの、発展しているのは名古屋に近くの交通の要衝の美濃地方ばかり。対して飛騨地方はのどかな田舎で、明らかに南北のコントラストが違う。それもそのはず、美濃と飛騨はもともと同じ国ではなく、文化・風習・言葉・気質が違う。さらには歴史的にずっと疎遠な関係だったのに、強引にひとつの県にされた因縁もあり、今も両地域には目に見えない確執や対抗心、はたまた羨望めいた感情も存在している。本書ではそんな岐阜県の本質を取材やデータなどから解き明かしつつ、未来を論じていく。
目次
- 第1章 岐阜県を形づくる6つの個性
- 第2章 スゴいんだけど残念な岐阜の歴史
- 第3章 岐阜県ってどんなトコ?
- 第4章 求心力がない岐阜市とまとまりを欠く周辺都市
- 第5章 問題ばかり起きている中濃地域の光と影
- 第6章 大垣でもまとめられないバラバラな西濃
- 第7章 先端都市と没落タウン 鮮明になった東濃の明暗
- 第8章 表向きは一枚岩でも内実はバトル状態の飛騨
- 第9章 美濃と飛騨の競争が岐阜を強くする!
「BOOKデータベース」 より