ドイツ語と向き合う
著者
書誌事項
ドイツ語と向き合う
(シリーズドイツ語が拓く地平, 2)
ひつじ書房, 2020.8
- タイトル別名
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An engagement with German language
Ein Auseinandersetzung mit der deutschen Sprache
- タイトル読み
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ドイツゴ ト ムキアウ
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注記
参考文献あり
収録内容
- 小説家の目から見たドイツ語 / 多和田葉子著
- 移民の背景を持ったドイツ語文学 / 浜崎桂子著
- カフカとドイツ語 / 川島隆著
- シーボルトとドイツ語 / 中直一著
- 森鷗外とドイツ語の名前 / 美留町義雄著
- 明治期におけるドイツ科学用語の受容 / 真田治子著
- 愛郷者オトフリート / 黒田享著
- ドイツ語書きことば標準化の進展とルター / 井出万秀著
- 16世紀の医師パラケルスス / 村瀬天出夫著
- モーツァルト家の人びとが書簡に書き綴ったことば / 佐藤恵著
- 『ハイジ』のドイツ語 / 大喜祐太著
- J.グリムの言語論におけるメタファー / 高田博行著
内容説明・目次
内容説明
複数の言語のはざまで生きる人々は、ドイツ語とどのように向き合ってきたのか。—母語話者/非母語話者の苦悩、移民作家によるドイツ語文学、森〓外の名付けの秘密、ドイツ語書きことば標準語化への道のり、パラケルススの「魔術的文体」、グリムのメタファーに込められた言語観…ことばをつくり、使い、整え、疑い、格闘してきた人々のその営みを俯瞰する。
目次
- 第1部 異言語に生きる(小説家の目から見たドイツ語;移民の背景を持ったドイツ語文学;カフカとドイツ語—複数の言語のはざまで書く「不可能性」;シーボルトとドイツ語;森〓外とドイツ語の名前;明治期におけるドイツ科学用語の受容)
- 第2部 ドイツ語の主題と変奏(愛郷者オトフリート—theodiscusとfrenkisg;ドイツ語書きことば標準化の進展とルター;16世紀の医師パラケルスス—「学術的ドイツ語」の創造者か、「魔術的文体」を操る錬金術師か;モーツァルト家の人びとが書簡に書き綴ったことば—私的空間の文章語における近しさの色合いをめぐって;『ハイジ』のドイツ語—そのスイス的要素を探る;J.グリムの言語論におけるメタファー—ドイツ語の瓦礫に照らし出される原初言語)
「BOOKデータベース」 より