み佛の大き光につつまれて
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み佛の大き光につつまれて
春秋社, 2020.9
- タイトル読み
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ミホトケ ノ オオキ ヒカリ ニ ツツマレテ
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注記
美しき新樹の芽ぶき鮮やけくみどり色ます寺の奥庭 み佛のみ法の教へ示されてみ光のまま歩むよろこび 奈良中宮寺の門跡が、観音さまの心をわが心として、清々しく、美しく、みずみずしく歌い上げる、鮮烈な<いのち>の歌集。
日野西光尊略歴:p244〜245
内容説明・目次
内容説明
奈良中宮寺の如意輪観世音菩薩とともに。いまコロナの時代に、中宮寺の門跡が、みずからの激動と波乱の半生をも込めつつ、観音さまの心を皆の心に、清々しく、美しく、瑞々しく歌い上げる“たましいの絶唱”。
目次
- 早春苑—こな雪かかる早春の苑(平成十九年)
- 暁雲上—雲上のあかつき朱にそめける(平成二十年)
- 岩間水—春山は木々も芽吹きて下もゆる(平成二十一年)
- 柳知春—堀川の柳も何時しか絲たれて(平成二十二年)
- 雲の峰—斑鳩の里にかかれる雲の峰(平成二十三年)
- そよぐ—風のそよぎは極楽のかぜ(平成二十四年)
- 夕河鹿—そぞろ歩きの谷川に(平成二十五年)
- 夏野—真夏の空の草むらの中(平成二十六年)
- 池紅葉—秋晴れの池面のせせらぎおだやかに(平成二十七年)
- 村時雨—にしきかき消す村時雨かな(平成二十八年)
- 鳥羽の海いかだにおつる夕日かげ(平成二十九年)
- 惜歳暮—国民の幸いのりましし平成の(平成三十年)
- 寿御代—すめろきの御代のことほぎめでたけれ(平成三十一年令和元年)
- 茶の香—友垣と茶の湯の集ひたのしかり(令和二年)
- “付”鉄道唱歌中宮寺篇
「BOOKデータベース」 より