イギリス契約法の基本思想
著者
書誌事項
イギリス契約法の基本思想
成文堂, 2020.9
- タイトル別名
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Key ideas in contract law
イギリス契約法の基本思想
- タイトル読み
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イギリス ケイヤク ホウ ノ キホン シソウ
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注記
イギリス契約法はどのように機能するのか、また、どうしてそのように機能しているのかについて理解できるよう、イギリス契約法に関する主要な考え方を紹介する。
引用文献一覧表: p139-142
内容説明・目次
内容説明
イギリス契約法に関する本。人々が互いに商品やサービスをやりとりするために交換や取引を行う場合、そうした交換や取引を支えるために、契約法がどのように微調整をおこなっているか、契約法はどのようにして、契約関係に入ることに伴うリスク—締結した契約が後になって当事者の一方にとって不利な取引になる可能性があること—を管理しているか、契約またはその中の一部の条項が不公正であったり、「非良心的」であるとして、裁判所が当該契約または当該条項の執行を拒絶するのはどのような場合か、市場で取引できるものの限界や、その帰結として、人々が互いに締結できる契約の限界、契約法と贈与に関する法の相互作用について、特に、なんら見返りのないままになされた約束が法的に拘束力を有するようになるのはいつか、について説明。
目次
- 市場（技巧的な信頼；イギリス契約法の特徴；契約法に対する不信；現実の信頼）
- リスク（リスクの予防；契約条項による予防の限界；錯誤；状況の変化；契約上の裁量の制御）
- 良心（申し出の撤回；金銭債務の執行；没収；契約の取消；良心への攻撃）
- 契約の自由の限界（贈与と売買；法的限界の具体例；考察；フォールアウト）
- 贈与（捺印証書；約因による贈与の約束；契約による贈与の約束の執行；契約によらない贈与の約束の執行）
「BOOKデータベース」 より