くらげ色の蜜月

著者
    • 戸川, 昌子 トガワ, マサコ
    • 日下, 三蔵 クサカ, サンゾウ
書誌事項

くらげ色の蜜月

戸川昌子著 ; 日下三蔵編

(竹書房文庫, と3-1)

竹書房, 2020.9

タイトル読み

クラゲイロ ノ ミツゲツ

注記

初々しい新婚夫婦。しかしふたりは、たがいに秘密を抱えていた。男はなぜ新婚旅行先に忌まわしい思い出が残る旅館を選んだのか。旧い結婚観が招いた悲哀劇を描く表題作のほか、円熟期の作品全14篇を収録。

戸川昌子著作リスト:p495〜515

収録内容
  • 隕石の焰
  • 鷗が呼ぶ
  • くらげ色の蜜月
  • エスカルゴの味
  • 蟻の塔
  • ウルフなんか怖くない
  • 悪魔のような女
  • 聖女
  • 蟻の声
  • 赤い的
  • 蜘蛛の糸
  • 奇妙な快楽
  • 蠟人形レストラン
  • 情事の絵本
内容説明・目次

内容説明

倫理もなく、理屈もない。奇妙な出来事が、ただそこにある—。初々しい新婚夫婦。しかしふたりは、たがいに秘密を抱えていた。男はなぜ新婚旅行先に忌まわしい思い出が残る旅館を選んだのか。旧い結婚観が招いた悲哀劇を描く表題作「くらげ色の蜜月」。新発見の感染症の手がかりを追う保健所の職員が、歪んだ虹色の世界を覗き見る「蟻の塔」。アメリカで妊娠した修道女は、日本で病床にある教主とのあいだにできた御子だと主張するが…。果たして、彼女が語るのは奇蹟か幻想か。現実が霞む「聖女」。女の生涯には、常に蟻が蠢く。虫と狂気の物語「蟻の声」。光に眩み、闇に溺れる。罪を犯して贖いて、果てに待つのはおぞましくも美しき混沌の世界。地獄極楽板一枚。ただひたすらに、酔え、惑え。初収録作品を含む、江戸川乱歩賞作家円熟期の短篇集。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC02618975
  • ISBN
    • 9784801923997
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    515p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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