京都異界に秘められた古社寺の謎 : 歴史を動かした京千二百年の舞台裏

書誌事項

京都異界に秘められた古社寺の謎 : 歴史を動かした京千二百年の舞台裏

新谷尚紀編

ウェッジ, 2020.9

タイトル別名

京都異界に秘められた古社寺の謎 : 歴史を動かした京1200年の舞台裏

タイトル読み

キョウト イカイ ニ ヒメラレタ コシャジ ノ ナゾ : レキシ オ ウゴカシタ キョウ センニヒャクネン ノ ブタイウラ

注記

主要参考文献: p250-251

内容説明・目次

内容説明

「怨霊と御霊」「殺戮と鎮魂」「葬地と聖地」…1200年もの歴史を有する京都には「裏の貌」と呼べるべき痕跡が至る所にあり、「現世」と「異界」のつながりを感じやすい。見落とされがちで、忘れ去られがちな「異界」。その記憶を深く濃くとどめる古社寺を探訪する。

目次

  • 序章 京都のほんとうの魅力—平安京の暗闇を見つめる(あこがれの「古都」;平安時代の建物は残っていない ほか)
  • 第1章 敗者の怨念を鎮める神社(史上最強の怨霊を鎮める 白峯神宮;敗者の霊を鎮め疫病を祓う 御霊神社 ほか)
  • 第2章 異界との境界だった神社・古寺(冥界への通路が潜む 六道珍皇寺;平安京の北に広がるあの世との境界 蓮台野と千本閻魔堂 ほか)
  • 第3章 京都に生きた人びとの墳墓としての神社・古寺(漂流を続けた親鸞の墓 本願寺;二つの怨霊を封じ込めた 明智光秀の首塚 ほか)
  • 第4章 古都の魔界への入口としての神社・古寺(魔境と化した平安京の正門 羅城門;鬼の首を埋めて化外の民を退ける 首塚大明神 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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