説話文学研究の最前線 : 説話文学会55周年記念・北京特別大会の記録
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説話文学研究の最前線 : 説話文学会55周年記念・北京特別大会の記録
文学通信, 2020.9
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説話文学研究の最前線 : 説話文学会55周年記念北京特別大会の記録
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セツワ ブンガク ケンキュウ ノ サイゼンセン : セツワ ブンガクカイ 55シュウネン キネン ペキン トクベツ タイカイ ノ キロク
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Note
文献あり
Contents of Works
- 「中国仏教と説話文学」の沃野へ / 小峯和明 [執筆]
- 開会の辞 / 李銘敬 [執筆]
- 朝鮮翻刻明伊王府刊『釈迦仏十地修行記』の金牛太子説話について / 金文京 [執筆]
- 仏教説話としての擬経 / 石井公成 [執筆]
- 唐宋代の往生伝の編纂と伝承 : 遼非濁撰『新編随願往生集』研究序説 / 李銘敬 [執筆]
- 上代文学の文体と漢訳仏典の比較研究 : 時間表現を中心に / 馬駿 [執筆]
- 『夢中問答』の説話学 : 東アジアにおける霊性の波動 / 小川豊生 [執筆]
- 説話の創造 : 淵源としての東アジア、東大寺草創「四聖」観の生成過程 / 小島裕子 [執筆]
- 李白作「誌公画讃」成立時期の検討 : 南京・霊谷寺「三絶碑」成立説話を手掛かりに / 野村卓美 [執筆]
- コメンテーターより / 渡辺麻里子, 陸晩霞, 吉原浩人 [執筆]
- 『釈氏源流』の伝本をめぐって / 小峯和明 [執筆]
- 『釈氏源流』(仏伝部)の出典について / 周以量 [執筆]
- 儒教説話「以豆自検」の源流考 : 「毱多籌算」を読む / 何衛紅 [執筆]
- 東アジアの時間から見た〈環境文学〉:「鼠の嫁入り」の時間問題 / 劉暁峰 [執筆]
- 東アジアの〈性〉と〈環境文学〉: 熊楠・男色・遊郭・二次的自然 / 染谷智幸 [執筆]
- 東アジア/日本における自然誌叙述と国家史叙述 / 樋口大祐 [執筆]
- 菩提樹の伝来 : 栄西による将来とその意義 / 米田真理子 [執筆]
- 韓国の野談と〈環境文学〉 / 金英順 [執筆]
- ベトナムの説話と〈環境文学〉 : 研究事情と課題 / グエン・ティ・オワイン [執筆]
- 閉会の辞 / 近本謙介 [執筆]
- 日本文化史と説話研究 : 戦後歴史学が失ったもの / 井上亘 [執筆]
- 説話の背後に広がるもの : 説話が機能するためには / 水口幹記 [執筆]
- 文学に内包された絵画、あるいはテクストの図像学 / 山本聡美 [執筆]
- 鑑真伝記の変容と説話 / 丁莉 [執筆]
- 医事説話と〈学説寓言〉 / 福田安典 [執筆]
- 見える呪術とみえない占い : 説話の故事性を考える / マティアス・ハイエク [執筆]
- 説話研究の地域貢献 : 「月の兎」説話と地名伝承 / 趙恩馤 [執筆]
- ベトナムの説話世界の独自性と多元性 : 東アジア世界論・単一民族国家論・ナショナリズムを超えて / ファム・レ・フィ [執筆]
- デジタル時代の研究環境への一提言 / 楊暁捷 [執筆]
- 説話文学会55周年に思う / 千本英史 [執筆]
- 北京所在の遼代の寺院をめぐって : 旅のしおり / 粟野友絵 [執筆]
- あとがき / 小峯和明 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
近年、激動する中国や朝鮮半島との関係をはじめ、周辺の国際情勢を背景にしつつ、東アジアをめぐる漢文訓読、歴史文化、宗教、美術等々の研究もまた活況を呈している。そんな中、説話文学研究はどうあるべきか。中国、朝鮮半島、琉球、ベトナムにおよぶ広範の文化圏から「説話」を考究する、研究の最前線ともいうべき、説話文学会の55周年記念・北京特別大会の記録。
Table of Contents
- 1 説話文学研究の最前線—説話文学会55周年記念・北京特別大会の記録(基調講演「中国仏教と説話文学」;シンポジウム「中国仏教と説話文学」;ラウンドテーブル1「釈氏源流を読む」;ラウンドテーブル2「東アジアの“環境文学”と宗教・言説・説話」)
- 2 これからの説話文学研究のために(日本文化史と説話研究—戦後歴史学が失ったもの;説話の背後に広がるもの—説話が機能するためには;文学に内包された絵画、あるいはテクストの図像学;鑑真伝記の変容と説話;医事説話と“学説寓言”;見える呪術と見えない占い—説話の故事性を考える;説話研究の地域貢献—「月の兎」説話と地名伝承;ベトナムの説話世界の独自性と多元性—東アジア世界論・単一民族国家論・ナショナリズムを超えて;デジタル時代の研究環境への一提言;説話文学会55周年に思う)
- 付録 北京所在の遼代の寺院をめぐって—旅のしおり
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