自閉症の僕が生きていく風景
著者
書誌事項
自閉症の僕が生きていく風景
(角川文庫, 22241,
KADOKAWA, 2020.7
- タイトル別名
-
自閉症の僕が生きていく風景
- タイトル読み
-
ジヘイショウ ノ ボク ガ イキテ イク フウケイ
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注記
「風になる」増補版(ビッグイシュー日本 2015年刊)の改題, 加筆修正
ブックジャケットのシリーズ番号: ひ25-8
内容説明・目次
内容説明
「僕は、きっと死ぬまで自閉症なのでしょう。それは、自分にとって一体どんな意味があるのか知りたいのです」人との違いを知り自分を嫌になった幼稚園時代。思いが伝えられないつらさの中で「心が石ころだらけ」にならなかったのはなぜだろう。どんな未来が待っているのだろう。自閉症者として生きる日々の様々な場面での感情や体験を、18〜20歳の視点で綴った感動エッセイ。
目次
- 1 風になり、花や木の声を聞く—僕のこと(言いたかった最初の言葉は?;名札で記憶、クラスメイトはいつも初対面)
- 2 記憶は点、僕に明日はない—僕と自閉症(記憶は薄れないで積み重なる;ラジオ体操で手足を自覚した)
- 3 色そのものになって塗る—僕と表現(脳を納得させる方法;文章を読み、絵も描く)
- 4 受け取った幸せをみんなに返したい—生きる理由(ありのままの自分を生き抜きたい;昔のどんな自分も肯定したい ほか)
- 5 地球上に存在する命に感謝—生きていく僕(未来の君も笑っているよ;生まれ変わっても今の自分になりたい)
- 対談 宮本亞門×東田直樹—人は誰かに必要とされて幸せになる
「BOOKデータベース」 より