空海「秘蔵宝鑰」をよむ : 心の秘宝を開く鍵

書誌事項

空海「秘蔵宝鑰」をよむ : 心の秘宝を開く鍵

福田亮成著

国書刊行会, 2020.9

タイトル別名

空海秘蔵宝鑰をよむ : 心の秘宝を開く鍵

タイトル読み

クウカイ ヒゾウ ホウヤク オ ヨム : ココロ ノ ヒホウ オ ヒラク カギ

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注記

NHK「宗教の時間」で放送された内容に関連コラムを加えて書籍化したもの

参考とした書物: p8

空海思想を勉強するためのガイド: p9-11

弘法大師=空海年譜: p231-244

内容説明・目次

内容説明

淳和天皇の勅命により、空海が天長年間(八二四〜八三四)に著した密教の教義書「秘蔵宝鑰」—。宗教心を一〇段階に分け、心の深展を論究し、最終段階=密教の扉を開いた。真言密教の開祖・空海が到達した「密教の真髄」をよむ。

目次

  • 空海の時間と空間
  • 『秘蔵宝鑰』—その著述目的と概要
  • 第1 異生羝羊心—動物的生活に終始する心
  • 第2 愚童持斎心—自ら反省し、他人に施す心
  • 第3 嬰童無畏心—死後天に生まれると信じて安心する心
  • 第4 唯薀無我心—すべての存在は五要素のみであるとする心
  • 第5 抜業因種心—迷いの種子を引き抜こうとする心
  • 第6 他縁大乗心—わけへだてることなく大慈悲心をふりそそぐ心
  • 第7 覚心不生心—すべてのとらわれから解放される心
  • 第8 如実一道心—すべてが清浄であり、障りがないものと観ずる心
  • 極無自性心—真実の世界でさえもうつろうものと観ずる心
  • 秘密荘厳心—秘密荘厳の扉を開く心

「BOOKデータベース」 より

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