プルーストとの饗宴
著者
書誌事項
プルーストとの饗宴
水声社, 2020.9
- タイトル別名
-
Un festin romanesque chez Proust
- タイトル読み
-
プルースト トノ キョウエン
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内容説明・目次
内容説明
記憶と結びついたマドレーヌ菓子、芸術創造のごときブッフ・モード、舌平目の変身譚、アスパラガスの官能性…さまざまな材料を時をかけて風味豊かにまとめあげられた『失われた時を求めて』において、「文学」と「料理」はいかなる位置をとりうるのか?食をめぐる文化史を踏まえ、世紀末に溢れた美食言説に逆らす作家の小説美学が託されたテクストを味読していく、プルーストをめぐる美味しい文学論。
目次
- 『失われた時を求めて』をめぐる美食の神話と伝説 プルースト的食卓—ドンシエールにて
- 第1部 饗宴の仕度—プルーストの裏台所(美食の語彙—負の記憶との闘い;美食と文学のマリアージュ?—一九世紀の美食言説に逆らって;美食、社交、文学;「文学的」食卓の誘惑;美食vs.宗教vs.社会vs.芸術—「文学」の位置は…」)
- 第2部 プルーストとの饗宴(レオニー叔母の部屋—ジャム壺の微睡、林檎パイの火照り;菩提樹の記憶—ハーブティーの香り;喋り出すマドレーヌ—聖女の誘惑;日曜日の食卓—祝別されたパンをとりまく料理の歳時記;土曜日の食卓—〓聖の仔牛料理;台所裏の惨劇—若鶏の怨み、アスパラガスの懲らしめ;外交官との晩餐—ブッフ・モードの勝利;余所の食卓—ユイスマンスの「ブッフ・ア・ラ・モード」と「ポトフ」;ジルベルトのお茶—そびえ立つチョコレートケーキ;バルベックの海の幸—舌平目の変身譚;料理と名‐名—薔薇と梨;ゲルマンと邸の食卓—青鵐とシャトー・ディケムの高貴なマリアージュ;ヴェルデュラン邸の食卓—「日本風サラダ」の怪;パリの物売りの声——淫らな魚貝、艶めかしい野菜;氷菓と熱い欲望——世界を舐めとる)
「BOOKデータベース」 より