ヒトごろし : 文庫版
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書誌事項
ヒトごろし : 文庫版
(新潮文庫, 11348,
新潮社, 2020.10
- 上巻
- 下巻
- タイトル別名
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文庫版ヒトごろし
- タイトル読み
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ヒトゴロシ : ブンコバン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101353548
内容説明
血飛沫。焔に包まれる宿場町。土方歳三は少年時代より死に魅入られていた。長じて浪士組の一員として上洛する。佐幕、攘夷、そんなことに関心はない。刀を存分に振るえる身分が欲しいだけだ。歳三は人外、人殺しなのだから。近藤勇、土方歳三、沖田総司。京都を争闘の巷に変えた新選組隊士たち。彼らはなぜ芹沢鴨を殺害したのか—。心に深き翳を宿す剣鬼の生を鮮烈に描く、傑作時代長篇。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101353555
内容説明
佐々木只三郎、山崎丞、歳三の周囲で蠢く男たち。彼らもまた闇の眷族であった。新選組は池田屋襲撃や無慈悲な粛清で京都を震撼させる。だが近代戦の中で存在意義を失い、土方歳三は北へと向かう。「俺は意地や忠義で人を殺してる訳じゃねえんだよ」。新選組鬼の副長として後世に語り継がれる男—血路を開くその豪刀を、荒野に屹立するその姿を、目に灼きつけよ。土方歳三伝、胸を貫く完結編。
「BOOKデータベース」 より