戦国期北部九州の城郭構造
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戦国期北部九州の城郭構造
吉川弘文館, 2020.10
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センゴクキ ホクブ キュウシュウ ノ ジョウカク コウゾウ
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戦国期北部九州の城郭構造
2020.10.
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戦国期北部九州の城郭構造
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注記
著者の博士学位論文『北部九州戦国期城館の平面構造に関する研究』(九州大学大学院人間環境学研究院, 2013提出) を骨子としたもの
参考文献: p254-258
収録内容
- 北部九州戦国史研究と城館
- 戦国末期の北部九州と秋月氏
- 戦国期秋月氏の城館事例
- 戦国期秋月氏の城館構成
- 城館構成モデル提示の意義
- 九州の戦国期城館に構築された畝状空堀群
- 戦国期小規模城館群の様相 : 筑前鞍手郡若宮地域を事例に
- 筑後平野の平地城館 : 中世平地城館の実像
- 永禄期毛利氏による北部九州攻略の陣城 : 三岳合戦の陣城遺構をめぐって
- 戦国期城館の認識 (1) : 岩屋城の実像
- 戦国期城館の認識 (2) : 岩屋城の後世の認識 (虚像の構築) / センゴクキ ジョウカン ノ ニンシキ 2 : イワヤジョウ ノ コウセイ ノ ニンシキ キョゾウ ノ コウチク
- 豊臣方の九州攻略と陣城遺構 : 香春岳城・障子ヶ岳城と周辺城館群
- 戦国期城郭から織豊期城郭へ : 豊前松山城を事例に
- 豊前国人一揆をめぐる城郭 : 黒田方と一揆方の城
- 城館が描く北部九州戦国史の構築に向けて / ジョウカン ガ エガク ホクブ キュウシュウ センゴクシ ノ コウチク ニムケテ
内容説明・目次
内容説明
中小武士勢力が割拠し、複雑な社会を形成していた戦国期の北部九州。国人領主秋月氏の城館をはじめ点在する遺構の縄張り調査、古絵図・地籍図の分析からその実態に迫る。この地方特有の畝状空堀群の特異性を明らかにし、織豊系城郭の築城技術による構造上の変化も考察。当時の北部九州の社会構造、政治体制にまで踏み込んだ解明を試みた注目の書。
目次
- 序章 北部九州戦国史研究と城館
- 第1章 戦国期秋月氏の城館構成(戦国末期の北部九州と秋月氏;戦国期秋月氏の城館事例;戦国期秋月氏の城館構成;城館構成モデル提示の意義)
- 第2章 北部九州戦国期城館の諸相(九州の戦国期城館に構築された畝状空堀群;戦国期小規模城館群の様相—筑前鞍手郡若宮地域を事例に;築後平野の平地城館—中世平地城館の実像;永禄期毛利氏による北部九州攻略の陣城;三岳合戦の陣城以降をめぐって;戦後期城館の認識(1)—岩屋城の実像;戦後期城館の認識(2)—岩屋城の構成の認識(虚像の構築))
- 第3章 織豊政権と北部九州戦国期城館—豊前国を事例に(豊臣方の九州攻略と陣城遺構—香春岳城・障子ヶ岳城と周辺城館群;戦国期城郭から織豊期城郭へ—豊前松山城を事例に;豊前国人一揆をめぐる城郭—黒田方と一揆方の城)
- 終章 城館が描く北部九州戦国史の構築に向けて(城館研究と北部九州戦国史;城館が描く北部九州戦国史の構築に向けて)
「BOOKデータベース」 より