文学について
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文学について
岩波書店, 2020.9
- タイトル別名
-
Sulla letteratura
- タイトル読み
-
ブンガク ニツイテ
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注記
原著 (Milano : Bompiani, 2002) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
幼少期から抱き続けた作家への夢を、『薔薇の名前』によって実現したエーコにとって、物語を書くことと、学術的な理論書を著すことは、どのような関係にあったのか。二〇〇〇年以降、批評と創作の双方に軸足を置きながら、自らの集大成に向けて歩み始めたエーコが、文学についての思索をまとめ上げた一冊。
目次
- 文学の機能
- 「天国篇」読解
- 『共産党宣言』の文体について
- ヴァロワの霧
- ワイルド—逆説と警句
- ある学士芸術家の肖像
- ラ・マンチャとバベルのはざまで
- ボルヘスとわたしにおける影響の不安
- カンポレージについて—血、身体、生命
- 象徴について
- 文体について
- 雨のなかの鉄道信号機
- 形態の汚点
- 間テクスト的アイロニーと読みのさまざまなレヴェル
- 詩学とわたしたち
- 反アメリカ三世代のアメリカ神話
- 偽りの力
- どのように書くか
「BOOKデータベース」 より