ブラームスの協奏曲とドイツ・ロマン派の音楽

書誌事項

ブラームスの協奏曲とドイツ・ロマン派の音楽

西原稔著

芸術現代社, 2020.10

タイトル別名

ブラームスの協奏曲とドイツロマン派の音楽

タイトル読み

ブラームス ノ キョウソウキョク ト ドイツ・ロマンハ ノ オンガク

注記

ブラームスの作品にはドイツ・ロマン派、古楽、民謡などのさまざまな音楽が流れ込んでいる。4曲の協奏曲を軸に、創作の経緯と歴史的な意義を明らかにするとともに、彼の協奏曲に流れる「ブラームスの響き」の源を探る。

文献: p275-279

内容説明・目次

内容説明

ブラームスは4曲の協奏曲を作曲した。これらの協奏曲は、ブラームスの創作、そしてドイツ・ロマン派の音楽の中でどのような位置づけを持つのだろうか。彼の作品にはドイツ・ロマン派だけではなく古楽、民謡などのさまざまな音楽が流れ込み、独自の世界が生み出された。4曲の協奏曲とともに、これらの作品の土壌を成したドイツ・ロマン派の音楽との関係を包括的に取り上げる。

目次

  • 第1部 ピアノ協奏曲への道
  • 第2部 ブラームスと19世紀の協奏曲
  • 第3部 ブラームスの響きの形成
  • 第4部 『ピアノ協奏曲第1番』協奏曲に託したブラームスの革新—交響曲の構想とパレストリーナ研究
  • 第5部 交響曲的な協奏曲
  • 第6部 最後の協奏曲『ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調』作品102
  • 結語 ブラームスの協奏曲の歴史的な意義とその影響

「BOOKデータベース」 より

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