故宮陶磁物語 : 絢爛たる美の歴史
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書誌事項
故宮陶磁物語 : 絢爛たる美の歴史
科学出版社東京, 2020.8
- タイトル別名
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瓷器的故事
- タイトル読み
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コキュウ トウジ モノガタリ : ケンランタル ビ ノ レキシ
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内容説明・目次
内容説明
皇帝が製作し、皇帝が愛でた、皇帝しか所有を許されない陶磁器とは!!皇帝たちは、美しい陶磁器に現世の王者としての夢を託し、来世にも変わらぬ安寧を願った。陶磁器の美、それは「空」という俗世から離れた禅の境地にあり、中国の古代からの天人合一の宇宙観を表し、文人には心の解放をもたらした。太古の昔に人と土との対話から原始青磁が生まれ、時代の息吹を反映して発展、高度な染付技術の発達で艶やかさを競うにいたった。中国陶磁器の歴史は一幅の長編絵巻であるといえる。
目次
- 第1章 人と土との対話—文明の曙(農耕と陶器の神 神農氏;磁器の発明;毛筆の符号)
- 第2章 ひと筋の春の流れ—文人好みの青磁芸術(山陰道上を行けば、鏡中に遊ぶが如し—三国両晋時代;仏光仙境の投影—南北朝)
- 第3章 百花繚乱、帝王の夢(鷹揚華麗な唐代陶磁;精巧優雅な宋代陶磁;雄渾素朴な元代陶磁;色彩濃密な明清陶磁)
- 第4章 果てなき春の夢—陶磁器文明(陶磁器と帝位復活の夢;陶磁器と翰墨の新しいスタイル;陶磁器と国内外の文化交流)
「BOOKデータベース」 より