家なき娘
著者
書誌事項
家なき娘
(偕成社文庫, 3245)
偕成社, 2002.2
[完訳版]
- 下
- タイトル別名
-
En famille
- タイトル読み
-
イエナキムスメ
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注記
記述は8刷(2012.8刊)による
内容説明・目次
内容説明
フランス人を父に、インド人を母に持つ少女ペリーヌは、父母亡きあと、父の故郷マロクールで、素姓をいつわり、名前もオーレリーと変えて、祖父のヴィルフラン氏の工場で通訳としてはたらくようになる。マロクールの村を支える紡績工場の経営者、ヴュルフラン氏はその莫大な財産と冷徹さゆえに孤独だった。そして、勘当した肉親と気づかぬまま、ペリーヌを心の支えと感じるようになる…。『家なき子』で有名な十九世紀フランスの文学者エクトール・マロの傑作。聡明な少女が実の祖父の愛を勝ちえるまでを、近代化の進む紡績工場を舞台に描く。小学上級以上向。
「BOOKデータベース」 より