手の倫理
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手の倫理
(講談社選書メチエ, 735)
講談社, 2020.10
- タイトル読み
-
テ ノ リンリ
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内容説明・目次
内容説明
人が人にさわる/ふれるとき、そこにはどんな交流が生まれるのか。介助、教育、スポーツ、看取りなどさまざまな関わりの場面で、コミュニケーションは情報伝達の領域を超えて相互的に豊かに深まる。ときに侵襲的、一方向的な「さわる」から、意志や衝動の確認、共鳴・信頼を生み出す沃野への通路となる「ふれる」へ。相手を知るために伸ばされる手は、表面から内部へと浸透しつつ、相手との境界、自分の輪郭を曖昧にし、新たな関係を呼び覚ます。目ではなく触覚がひらく、人間同士の関係の創造的可能性とは。
目次
- 第1章 倫理
- 第2章 触覚
- 第3章 信頼
- 第4章 コミュニケーション
- 第5章 共鳴
- 第6章 不埒な手
「BOOKデータベース」 より