明治揺籃編 : 琉球処分と廃仏毀釈の謎
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明治揺籃編 : 琉球処分と廃仏毀釈の謎
(小学館文庫, い1-39)
小学館, 2020.10
- タイトル別名
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逆説の日本史
- タイトル読み
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メイジ ヨウランヘン : リュウキュウ ショブン ト ハイブツ キシャク ノ ナゾ
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注記
僧侶の肉食妻帯解禁は「陰謀」だったのか? 「国教」とすべきは神道vs仏教、どちらか? 琉球処分から黒党根絶まで20余年を要したのはなぜか? 琉球処分と廃仏毀釈の謎に迫る。
内容説明・目次
内容説明
1868年(慶応4)、政府の「神仏分離」政策に力を得た神社関係者は全国で仏堂を壊し、仏像や経典を焼却するなどの暴挙に出た。「廃仏毀釈」である。彼らにより古来の貴重な仏教遺産は悉く破壊された。あの奈良・興福寺の五重塔さえスクラップとして売り払われようとしたのである—。
目次
- 第1章 近現代史を考察するための序論 近現代史を歪める人々—日本を蝕み続ける「バカトップ」問題(歴史学者の良心とは何か?近現代史における「事実捏造」;朝日新聞編集幹部による「日本新聞史上最低最悪の記事」とは?;「世論を自分たちの望む方向に導くことこそ正義」という鼻持ちならないエリート意識 ほか)
- 第2章 大日本帝国の構築1 琉球処分と初期日本外交—朱子学という亡国の「毒酒」(言語、文化、宗教—琉球人のアイデンティティは日本に近い;家康が琉球を「王国」のまま存続させた深慮遠謀とは?;「琉球王国」カードを有効に使った薩摩藩の経済的センス ほか)
- 第3章 大日本帝国の構築2 廃仏毀釈と宗教の整備—「平和ボケ」ニッポンを「内教」で立て直す(欧米列強に負けないための「神道+朱子学」という新宗教;世界宗教史上でも類を見ない「民族宗教と世界宗教の対等合併」;「日本の神々こそ最高の存在」と説く「反本地垂迹説」理論 ほか)
「BOOKデータベース」 より