近頃なぜか岡本喜八 : 反戦の技法、娯楽の思想

書誌事項

近頃なぜか岡本喜八 : 反戦の技法、娯楽の思想

山本昭宏編

みずき書林, 2020.9

タイトル別名

Okamoto Kihachi

近頃なぜか岡本喜八 : 反戦の技法娯楽の思想

タイトル読み

チカゴロ ナゼカ オカモト キハチ : ハンセン ノ ギホウ、ゴラク ノ シソウ

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注記

痛烈な戦争体験を抱え、フマジメな余計者として「カッコイイ戦争」に抗い続けた映画監督・岡本喜八。彼の作品を公開当時の時代に置き直し、その表象と主題、観客たちの受容を分析。戦後社会の多様な側面を浮き彫りにする。

フィルモグラフィー: p[16]-[18]

内容説明・目次

内容説明

「戦争は悲劇だった。しかも喜劇でもあった。戦争映画もどっちかだ」痛烈な戦争体験を抱え、フマジメな余計者として「カッコイイ戦争」に抗い続けた岡本喜八。喜八は誰とともに何と戦ったのか。その遺伝子はどこに受け継がれているのか。不穏さを増す近頃、「人と人の争い」を描き続けた岡本喜八の表現が再び光を放つ。

目次

  • 第1章 映画監督・岡本喜八の誕生—「カッコイイ戦争」のインパクトとその背景
  • 第2章 「フマジメ」な抗い—喜劇へのこだわりと「正しさ」への違和感
  • 第3章 余計者にとっての「明治」と「民衆」—時代劇から問う近代日本
  • 第4章 誰とともに何と戦う?—「内戦」を描く岡本喜八
  • 第5章 キハチの遺伝子—喜八映画の影響関係と戦争体験
  • 終章 青い血とコロナウイルス—軍事とメディアによるスペクタクル

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC03014804
  • ISBN
    • 9784909710130
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    312p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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