漢帝国の遺産 : 道教の勃興

書誌事項

漢帝国の遺産 : 道教の勃興

姜生著

(東方学術翻訳叢書)

東方書店, 2020.10

タイトル別名

汉帝国的遗产 : 汉鬼考

タイトル読み

カン テイコク ノ イサン : ドウキョウ ノ ボッコウ

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注記

監訳: 三浦國雄, 田訪

原著第2版(科学出版社, 2017.3)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

漢代の墓室とは、死者が仙人として再生し昇天する「生命転換装置」であった。各地の漢墓から出土した膨大な量の画像資料を用いて死者の成仙過程を再構築し、初期道教の形成という漢帝国の文化遺産を提示する。

目次

  • 序説 漢帝国の信仰の構造
  • 上篇 「煉形の宮」—漢墓の時空と神々と仙人の系譜(漢墓時空考;漢代神祇考;漢代仙譜考)
  • 下篇 「太陰煉形」—尸解成仙儀礼の展開(「陰陽は死せず」—前漢「道者」の尸解仙術;神楽と天厨—漢墓の煉度科儀;道書を奉じ王母に朝見する—漢画「孔老相見図」に見る登仙儀礼)
  • 結論 漢の伝統の形成

「BOOKデータベース」 より

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