活性酸素と野菜の力 : 21世紀の健康を考える

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活性酸素と野菜の力 : 21世紀の健康を考える

前田浩著

幸書房, 2020.10

改訂増補

Title Transcription

カッセイ サンソ ト ヤサイ ノ チカラ : 21セイキ ノ ケンコウ オ カンガエル

Available at  / 28 libraries

Note

執筆協力: 金澤文子

文献: 各章末

がんと老化の元凶・活性酸素を撃退する野菜のスーパーパワーを検証。これまでの古典栄養学を斜めに見据えて、活性酸素をめぐる諸問題を中心に解説する。

Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 近代栄養学のパラダイムとパラドックス—はじめに問題ありき
  • 「ビタミンCは熱に弱い」の迷信—野菜はスープが一番
  • 古典化学を超える分子種とその状態:スーパーケミカルズ—我々はそれから逃れられない
  • 野菜の抗酸化成分は天の恵み—心臓病の予防に野菜・果物・赤ワイン
  • 炎症と発がん—アスピリンのがん予防効果
  • NOxとがん—「一酸化窒素(NO)の明暗」・循環器からがん予防まで
  • ウイルス感染症と酸素ラジカル—ウイルスよ、お前もか
  • 発がんの普遍的メカニズム—慢性感染/化学発がん剤/放射線の共通項は酸素ラジカル
  • がん化の多段階説
  • 大腸発がんと高脂質・高鉄分摂取との高い相関関係—鉄分添加食の新たな問題
  • 脂質過酸化物から悪玉の親分・脂質ラジカルの生成—ヘム鉄の関与の重要性(問題)
  • 高脂質食はすべて悪いか?—リノール酸vs.オレイン酸
  • ビタミンCとs—カロテンの大量摂取はがん予防にならない—実験室モデルによるドグマの崩壊
  • 生活習慣・食生活とがん—がんの7割は避けられる?
  • 環境汚染と食品の安全性—オーガニックフードの隆盛
  • 残された問題/今後の課題—次世代栄養学と反栄養素

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