学習社会の創造 : 働きつつ学び貧困を克服する経済を

書誌事項

学習社会の創造 : 働きつつ学び貧困を克服する経済を

池上惇著

(学術選書, 093)

京都大学学術出版会, 2020.10

タイトル読み

ガクシュウ シャカイ ノ ソウゾウ : ハタラキツツ マナビ ヒンコン オ コクフク スル ケイザイ オ

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注記

「学びあい育ちあいの場づくり」はいかにして実現するのか。まちづくり大学校の創立に関わった著者が、人口減少地域に学習拠点を置いて、試行錯誤を重ね、篤志家の支援を得て復興、地域再生の拠点とする試みの実践記録。

参考文献一覧: p315-326

内容説明・目次

内容説明

経済が閉塞状態にあると言われる現代の日本社会で、「学びあい育ちあいの場づくり」はいかにして実現するだろうか。多くの教育現場や企業現場にあって、穏やかで、互いを尊重しあう、共に生きる場を求めることは可能なのか。本書は、文化政策・まちづくり大学校(市民大学院)の創立に関わった著者が、大きな広がりをもつ学習社会の構築を目指し、人口減少地域に学習拠点を置いて、試行錯誤を重ね、多数の篤志家の支援を得て、復興、地域再生の拠点とする試みの実践記録である。

目次

  • 序章 自然からの学習と「学びあい育ちあう」社会を目指して
  • 第1章 これからの学習社会—被災地での新たな活動をめぐって
  • 第2章 学習社会の創造—日本の思想としての学習社会構想
  • 第3章 学習格差を克服するには—「恣意」と「生命・生活への欲求」、新たな人権論の登場
  • 第4章 二宮尊徳の学習理論—二宮尊徳による報徳=学習社会の実現
  • 第5章 推譲思想と尊徳仕法
  • 第6章 文化資本の経営を生み出す学習社会—文化資本の未熟な学習社会から、成熟した社会への発展
  • 第7章 討論の広場
  • 第8章 人権と能動的な力量—A.センの所得貧困と能力貧困を基礎に貧困克服の道を探求する
  • おわりに—学習社会の創造=格差克服への道が目指すもの—ふるさと学校づくりを日本と世界に

「BOOKデータベース」 より

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