八ッ場ダムと倉渕ダム

書誌事項

八ッ場ダムと倉渕ダム

相川俊英著

緑風出版, 2020.10

タイトル別名

Yamba Kurabuchi

タイトル読み

ヤンバ ダム ト クラブチ ダム

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注記

"民主党が八ツ場ダム中止を公約にした経緯と背景を明らかにし、公約破棄となった真相に迫るほか、倉渕ダムの建設を止めた地域住民主導の戦いを紹介。2つのダムの歴史的顚末を追い、流域住民全体の流域治水への転換を考える。"--TRC MARCより

内容説明・目次

内容説明

敗戦直後に計画された群馬県の八ッ場ダムは、時代が変わり、ダムの必要性が無くなり、民主党が建設中止を掲げ総選挙で政権を獲得しながらも、国の河川行政を転換できず河川官僚の陥穽にはまり、安倍政権によって完成されてしまった。一方、倉渕ダムは、地域住民主導で闘った結果、ダム建設を止められた。何が違い、何が間違っていたのか?民主党はなぜ挫折したのか?そして今、「八ッ場ダムが台風の豪雨から首都圏の水害を守った」とのフェイクニュースがまき散らされている。本書は八ッ場ダムと倉渕ダムの歴史的顛末を追い、流域住民主体の流域治水への転換を考える。

目次

  • 第1章 ダムをとめた住民と県知事(地味で目立たぬ知事の「脱ダム宣言」;保守大国で異例のダム反対運動;代表の身銭で独自調査を敢行 ほか)
  • 第2章 国策ダムに翻弄される住民と地方自治(敗戦直後に策定された巨大ダム計画;ダム官僚の天敵となった群馬の町長;ダムができて急速に衰退した故郷 ほか)
  • 第3章 八ッ場ダム復活の真相(準備なしの中止宣言で墓穴を掘る;馬を乗りこなせない政治家たち;ダム官僚の思う壺となった有識者会議 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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