物語における和歌とは何か
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物語における和歌とは何か
武蔵野書院, 2020.9
- タイトル別名
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物語における和歌とは何か
- タイトル読み
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注記
その他の著者: 吉海直人, 山下太郎, 勝亦志織ほか
収録内容
- 『源氏物語』における詠歌の場と表現 : 「言忌み」をめぐって / 廣田收 [著]
- 物語における歌の働き : 人物形象に関わって / 辻和良 [著]
- 『源氏物語』における催馬楽と和歌 : 竹河巻・総角巻・東屋巻の巻名から / 久富木原玲 [著]
- 仮名表記で活性化した和歌・物語 : 『和泉式部日記』を読み直す / 吉海直人 [著]
- 歌物語としての『和泉式部日記』 : 「昔語り」から「世語り」へ / 山下太郎 [著]
- 『うつほ物語』における和歌と歌物語性 : 藤原兼雅の例から / 勝亦志織 [著]
- 古歌が拓く歌物語的世界 : 『うつほ物語』「菊の宴」巻、志賀の山もと / 本宮洋幸 [著]
- 二人だけの歌 : 『大和物語』一六一段試論 / 亀田夕佳 [著]
- 空蝉物語の引歌表現 : 『一条摂政御集』との関わりを中心に / 内藤英子 [著]
- 中の君の詠歌をめぐって : 物語の和歌に関する一つの試み / 乾澄子 [著]
- 「あしたの原の女郎花」 : 薫の和歌に秘められた欲望 / 井野葉子 [著]
- 「浮舟」巻の枠取り : 巻中和歌の「君」を起点に / 野村倫子 [著]
- 『浜松中納言物語』尼姫君の対中納言意識の変化 : 巻三「うきながら」歌の解釈を中心に / 星山健 [著]
- 『浜松中納言物語』の渡唐中の恋をめぐる和歌の役割考 : 男主人公の「題号由来歌」と唐后の「波の上の」詠をめぐって / 松浦あゆみ [著]
- 物語における和歌とは何か・再考 : 『小式部』と『紫式部物語・和泉式部物語』 / 高橋亨 [著]
内容説明・目次
内容説明
「物語における和歌」そのものに焦点を当てて、和歌から物語へ迫るという研究は、もともと「物語/和歌」の境界を越える可能性を孕んでもいる。物語が和歌を作り出し、その和歌がさらに周囲の状況を取り込んで物語を紡いでいく、という物語創造のあり方を見据えた研究である。その意味では、物語研究に新たな道筋を付けることになるのかもしれない。
目次
- 『源氏物語』における詠歌の場と表現—「言忌み」をめぐって
- 物語における歌の働き—人物形象に関わって
- 『源氏物語』における催馬楽と和歌—竹河巻・総角巻・東屋巻の巻名から
- 仮名表記で活性化した和歌・物語—『和泉式部物語』を読み直す
- 歌物語としての『和泉式部日記』—「昔語り」から「世語り」へ
- 『うつほ物語』における和歌と歌物語性—藤原兼雅の例から
- 古歌が拓く歌物語的世界—『うつほ物語』「菊の宴」巻、志賀の山もと
- 二人だけの歌—『大和物語』一六一段試論
- 空蝉物語の引歌表現—『一条摂政御集』との関わりを中心に
- 中の君の詠歌をめぐって—物語の和歌に関する一つの試み
- 「あしたの原の女郎花」—薫の和歌に秘められた欲望
- 「浮舟」巻の枠取り—巻中和歌の「君」を起点に
- 『浜松中納言物語』尼姫君の対中納言意識の変化—巻三「うきながら」歌の解釈を中心に
- 『浜松中納言物語』の渡唐中の恋をめぐる和歌の役割考—男主人公の〈題号由来歌〉と唐后の「波の上の」詠をめぐって
- 物語における和歌とは何か・再考—『小式部』と『紫式部物語・和泉式部物語』
「BOOKデータベース」 より