群島の文明と大陸の文明
著者
書誌事項
群島の文明と大陸の文明
(PHP新書, 1238)
PHP研究所, 2020.10
- タイトル読み
-
グントウ ノ ブンメイ ト タイリク ノ ブンメイ
大学図書館所蔵 全34件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
日本は群島の文明である。それは帰納的(反演繹的)思考、経験主義(反理念・反理性主義)、そして反超越主義などで規定される。群島文明は、大陸の文明を移入しながら、それを島の力で相対化・分解しつつ、風土や文化に合わせて再構成する。さらに日本における群島文明は、「もののあはれ」や「美」という感覚を非常に重視する。大陸文明は、普遍主義・理念主義・本質主義・超越主義などを基盤とし、政権を維持するためにもそれを打倒するためにも、超越的な神・理念・価値を必要とする。東アジア文明の理解のために、必読の一冊。
目次
- 第1章 日本の文明・文化・思想とはなにか—方法論の問題
- 第2章 日本の文明の群島性
- 第3章 群島文明と『論語』の“アニミズム”
- 第4章 “第三の生命”
- 第5章 三つの生命で文明を読み解く
- 第6章 三つの生命で日本思想史を読み解く
- 第7章 「もののあはれ」「わび」「さび」とは—日本文化と美意識
- 第8章 日本経済はなぜ衰退したのか
- 第9章 コロナ禍以後の世界
「BOOKデータベース」 より