腐れ梅
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腐れ梅
(集英社文庫, さ56-2)
集英社, 2020.10
- タイトル読み
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クサレウメ
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注記
平安時代、身体を売って暮らす似非巫女の綾児は、その美貌を見込まれ、菅原道真を祀る神社をでっちあげる策謀に誘われた。神社の筆頭巫女として、権力を存分にふるえるかに思われたのだが…。欲望みなぎるピカレスク歴史小説。
内容説明・目次
内容説明
平安京。美貌の綾児は、色を売る似非巫女。突然、同業の阿鳥から、四十年以上前に左遷先で死んだ菅原道真の霊を祀る社を作ろうと誘われる。都の怪異を菅公の怨霊の祟りと恐れる公卿達から、寄進を得ようというのだ。半信半疑の綾児が、道真の憑座を務め始めると、孫を名乗る貴族が現れて…。世の中への怒りと漲る愛欲を活力として邁進する女と、都人の覇権の行方を描く圧巻のピカレスク歴史小説。
「BOOKデータベース」 より