サン=ジョン・ペルスと中国 : 〈アジアからの手紙〉と『遠征』 Saint‐John Perse et la Chine : lettres d'Asie et Anabase

書誌事項

サン=ジョン・ペルスと中国 : 〈アジアからの手紙〉と『遠征』 = Saint‐John Perse et la Chine : lettres d'Asie et Anabase

恒川邦夫著

法政大学出版局, 2020.10

タイトル別名

サンジョンペルスと中国 : アジアからの手紙と遠征

タイトル読み

サン=ジョン・ペルス ト チュウゴク : 〈アジア カラ ノ テガミ〉ト『エンセイ』

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注記

参考文献: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

カリブ海の記憶と二度の世界大戦、アジア大陸の砂漠で詩人は何を夢見たか?1887年仏領グアドループに生まれ、1910年代にはフランス本国の外交官として中国に赴任、長編詩『遠征』が国際的に激賞されるもまもなく詩作を封印し、第二次大戦前にはミュンヘン会談に臨席。戦後にノーベル賞を受賞、近代カリブ海文学の父とみなされたこの詩人の生涯はしかし、ある特異な自己神話化に彩られていた。とくに中国時代の手紙や初期詩篇を紹介し、詩人の全容を初めて浮き彫りにする労作。

目次

  • 序章 亡命
  • 第2章 “アジアからの手紙”—中国時代のアレクシ・レジェ
  • 第3章 『遠征』
  • 第4章 サン=ジョン・ペルスの“中国”
  • 終章 サン=ジョン・ペルスの現在
  • エピローグ サン=ジョン・ペルスの墓

「BOOKデータベース」 より

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