福地桜痴 : 無駄トスル所ノ者ハ実ハ開明ノ麗華ナリ
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福地桜痴 : 無駄トスル所ノ者ハ実ハ開明ノ麗華ナリ
(ミネルヴァ日本評伝選)
ミネルヴァ書房, 2020.10
- タイトル読み
-
フクチ オウチ : ムダ ト スル トコロ ノ モノ ワ ジツ ワ カイメイ ノ レイカ ナリ
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注記
参考文献: p369-377
福地桜痴(源一郎)略年譜: p383-393
内容説明・目次
内容説明
福地桜痴(一八四一〜一九〇六)ジャーナリスト、劇作家。本名は源一郎。維新期に佐幕派の新聞を発刊し投獄。しかし語学の力を買われ大蔵省に勤務。東京日日新聞を主宰し、政界へ進出するが自らの党の結成が認められず、議員を辞職。その後は座付作家として糊口をしのぐ。浮き沈みの激しい人生で、福地は多くの書籍を残した。本書は、新聞論説、小説、演劇脚本などを読み解き、福地の一生を描く。
目次
- 書く世界から自立の道へ
- 外国方幕臣として
- 幕臣の明治維新
- 翻訳から大蔵省御用掛へ
- 時事的言論人として
- 政治の世界へ
- 政党設立の挫折
- 日報社を手放す
- 文筆業への道
- 生活のために書く
- 時代の中で
- 思想転向を迫られる時代
- 再び同時代に向けて
- 理想を語る
- 書くことの達成
「BOOKデータベース」 より