読み替えられた日本書紀
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読み替えられた日本書紀
(角川選書, 642)
KADOKAWA, 2020.10
- タイトル読み
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ヨミカエラレタ ニホン ショキ
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注記
参考文献: p290-302
内容説明・目次
内容説明
完成以降1300年、正史『日本書紀』の神話は不変ではなく、時代的な背景や為政者の思惑で大きく変化し続けてきた。たとえば中世において、太陽の女神アマテラスは、蛇体の神になり仏教を広める役割を担った。英雄スサノヲが地獄の閻魔大王とされたこともある。その変容は、「日本」という国の認識が、常に更新されてきたことを浮かび上がらせる。中世を起点に近現代へ、そして古代へ。壮大な受容史をたどる。
目次
- プロローグ 『日本書紀』一三〇〇年紀にむけて
- 第1章 中世日本紀の世界へ
- 第2章 戦乱のなかの『日本書紀』
- 第3章 「日本紀講」と平安貴族たち
- 第4章 儒学者・国学者たちの『日本書紀』
- 第5章 『日本書紀』の近・現代史
- 第6章 天武天皇・舎人親王・太安万侶—『日本書紀』成立の現場へ
「BOOKデータベース」 より