正法眼蔵第二摩訶般若波羅蜜 : 経に依り教に依る有の思惟
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書誌事項
正法眼蔵第二摩訶般若波羅蜜 : 経に依り教に依る有の思惟
風詠社 , 星雲社 (発売), 2020.10
- タイトル別名
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正法眼蔵第二 : 摩訶般若波羅蜜 : 私釈
- タイトル読み
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ショウボウ ゲンゾウ ダイニ マカ ハンニャ ハラミツ : キョウ ニ ヨリ キョウ ニ ヨル ユウ ノ シイ
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注記
正法眼藏研究会(駒沢大学2016.7-2017.7)の論考を基とする
内容説明・目次
内容説明
この巻は般若心経の解釈でも、空を説くのでもない。『心経』の無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法の「無」をとって、上座部および大乗の教学範疇を認め、経を大切にし、敬礼という敬虔な態度を説く。また如浄の頌によって、虚空に掛る風鈴のように、入ってくる色声香味触を、取捨選択なしにそのまま受け流す坐禅を称え、その坐禅こそチリンチリンと鳴るような無上の説法であると示す。諸解釈を詳細に吟味し、「摩訶般若波羅蜜」の真意を読み解く。
目次
- １章 般若心経の道元による解釈（五蘊は般若 観自在菩薩の行深…万象なり。；般若心経の無を取った諸範疇はそれぞれ般若 般若波羅蜜十二枚…苦・集・滅・道なり。；大乗などのそれぞれの範疇は般若 また六枚の般若あり…行・住・坐・臥なり。）
- ２章 大般若経・著不著相品の道元による解釈（敬礼と施設可得 釈迦牟尼如来会中…微妙難測の般若波羅蜜なり。；虚空 天帝釈問具寿善現…虚空は学般若なり。；守護般若 天帝釈復白仏言…欲守護は、受持・読誦等なり。）
- ３章 先師如浄の風鈴頌（風鈴頌 先師古仏云…渾東西南北般若なり。）
- ４章 大般若経・隨喜迴向品の道元による解釈（仏薄伽梵は般若 釈迦牟尼仏言、舎利子…奉覲承事の仏薄伽梵なり。）
「BOOKデータベース」 より
