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人間の知恵の歴史 : 宗教・哲学・科学の視点から

大槻真一郎著 ; 澤元亙監修

(復刻版シリーズ, 3)

コスモス・ライブラリー , 星雲社 (発売), 2020.10

  • 近代篇

タイトル別名

人間の知恵の歴史 : 宗教哲学科学の視点から

タイトル読み

ニンゲン ノ チエ ノ レキシ : シュウキョウ テツガク カガク ノ シテン カラ

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注記

原書房 1972年刊の再刊

ルター、ヘーゲル、ニュートン…。「生きる知恵」によって新たな市民社会を形成し、科学技術の進展をもたらした人間が、近代国民国家という神話をめぐって翻弄されるまでを描き出す。

内容説明・目次

内容説明

哲学・科学の「知」も宗教の「知」と同じく原生命や神性への没入・結合を求めている。ルター、ヘーゲル、ニュートン…第三巻「近代篇」では、「生きる知恵」によって新たな市民社会を形成し、科学技術の進展をもたらした人間が、近代国民国家という神話をめぐって翻弄されるまでを描き出す。「生きる知恵」を記述しながら同時代に応えようとした哲学史、シリーズ全三巻完結!

目次

  • 第1章 中世から近代へ—新しいものの芽生え(イタリア・ルネサンスとヒューマニズム;ルネサンス期の哲学;ルネサンス期の科学—レオナルド・ダヴィンチの科学精神;宗教改革とその意味;アルプス以北・ヨーロッパのヒューマニズム精神—エラスムスとトマス・モアー)
  • 第2章 近代科学の成立—科学の代表的人間群像・ガリレイとニュートンを中心として(コペルニクス的転回;ガリレイと力学;ニュートンと近代的自然観の成立;ボイルと近代実験化学)
  • 第3章 近代哲学への道—経験の哲学(ベーコン)と理性の哲学(デカルト)(フランシス・ベーコンとイギリス経験主義;デカルトと近代哲学の成立;近代国家観とホッブス;合理論の展開—スピノザとライプニッツ;繊細の精神とパスカル)
  • 第4章 近代市民社会の成立とその思想—自由啓蒙思想家たち(イギリス啓蒙思想—その市民社会の性格;フランス啓蒙思想—そのフランス大革命への結集力;ドイツ啓蒙思想—その後進性と観念論の性格;啓蒙期内部での批判的傾向)
  • 第5章 ヨーロッパ的教養の観念的統一—カント、ヘーゲルを中心として(近代哲学の確立者カント;ドイツ観念論哲学—フィヒテとシェリング;ヘーゲルの観念論的ヨーロッパ統一;ドイツ観念論哲学の性格とその背景)

「BOOKデータベース」 より

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