下山の哲学 : 登るために下る
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下山の哲学 : 登るために下る
太郎次郎社エディタス, 2020.11
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ゲザン ノ テツガク : ノボル タメ ニ クダル
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構成: 川口穣
Description and Table of Contents
Description
8000m峰登頂後の世界。「頂上は通過点にすぎない。そこから下ってきて完結するのが登山なのだ」8000m峰14座すべての頂に立った登山家は、どのように山を下ってきたのか。
Table of Contents
- 1 大規模登山隊「役割」から少数精鋭チーム「愉しみ」へ 1995→2001(マカルー(1座目)8000m峰初下山;エベレスト(2座目)デスゾーンからの逃避;K2(3座目)ベースキャンプへの「登頂」;ナンガパルバット(4座目)切りひらいていく下山)
- 2 クライマックスとしての下山 2003→2005(カンチェンジュンガ(敗退)ホワイトアウトのなかを;アンナプルナ(5座目)二度と行きたくない山;ガッシャーブルム1峰(6座目)身近にある死;シシャパンマ(7座目)ぐるり1周旅の締めくくり)
- 3 生還するために 2005→2007(エベレスト(敗退)死後の帰還;カンチェンジュンガ(8座目)見失った帰路;マナスル(9座目)灼熱のラッセル地獄;ガッシャーブルム2峰(敗退)雪崩に飲みこまれて)
- 4 ヒマラヤへの復活 2008→2009(ガッャーブルム2峰(10座目)つぎの山への登り;ブロードピーク(11座目)激痛と落石の恐怖;ローツェ(12座目)もっともつらい下り)
- 5 14サミット完全下山 2010→2012(チョ・オユー(敗退)新たなパートナーと;チョ・オユー(13座目)幻覚のなかの軌道修正;ダラウギリ(14座目)極限の夜を越えて;つぎの山へ—14サミッターの現在地)
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