「ドヤ街」から読む「あしたのジョー」
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「ドヤ街」から読む「あしたのジョー」
(ブックレット近代文化研究叢書, 14)
昭和女子大学近代文化研究所, 2020.10
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ドヤ街から読むあしたのジョー
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「ドヤガイ」 カラ ヨム 「アシタ ノ ジョー」
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Description and Table of Contents
Table of Contents
- 序章 同時代評の限界—反体制の枠組みを越えて(山谷の暴動とジョー—力石登場以前;左右のせめぎあい—“実行”の場としての「ドヤ街」;ジョーの「あした」とは—「ドヤ街」と可能性)
- 第1章 比喩としての肥大化した身体—「壁」解体の試み(ボクサーとしてのジョー—手段と目標;ボクシングとは—戦後とスポーツ;金は「力石におとる」のか—「立ちあが」り続けること;「過去」と「あした」—力石の再浮上)
- 第2章 変化する「ドヤ街」—「過去」との対峙(金の「過去」と現在—「地獄」をめぐって;「引き揚げ」と現在—ちばてつやの「非定住者感覚」;「焼跡のイエス」の後継者たち—「少年」とジョー;「なみだ橋」と懸け橋—「チビ連」との関わり)
- 第3章 “人間”化するジョー—戦後を問う姿勢(「あした」の力石—マンモス西との差異;ボクシングによる描きかえ—「あした」と現実;「クロスカウンター」とは—先行者との交わり;力石の死—「とことん打ち合うこと」の両義性;グローブのゆくえ—ジョーと葉子)
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