書誌事項

追憶の東京 : 異国の時を旅する

アンナ・シャーマン著 ; 吉井智津訳

早川書房, 2020.10

タイトル別名

The bells of old Tokyo : travels in Japanese time

タイトル読み

ツイオク ノ トウキョウ : イコク ノ トキ オ タビスル

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注記

原注: p293-349

参考文献: p350-366

内容説明・目次

内容説明

2000年代はじめ、作家は東京タワー近くで鐘の音を聞く。それは江戸時代から人々に時刻を知らせていた鐘だった。その音に導かれるように彼女の巡礼ははじまる。史跡を訪ね、語り部たちと交わる。そのなかで、災禍や戦争、開発により様変わりした街の記憶と、ずっと変わらない日本の心に触れてゆく。日本文化に通じた識者たちから称賛された、外国人作家による日本紀行文の新たな傑作!英国の伝統ある旅行専門書店が主催する“スタンフォード・ドルマン・トラベルブック・オブ・ザ・イヤー賞”最終候補。

目次

  • 時の鐘
  • 日比谷
  • 日本橋—ゼロ地点
  • 浅草—伝説の関東平野
  • 赤坂—江戸の発明
  • 目白—幕府転覆ならず
  • 根津—徳川の時計
  • 上野—最後の将軍
  • 鹿鳴館—明治維新
  • 築地—帝国日本
  • 本所横川—川の東
  • 丸の内—あらたな起源
  • 北砂—一九四五年の焼夷弾
  • 芝切通し—東京タワー
  • サマータイム—占領下の東京
  • 市谷—戦後の繁栄
  • 新宿—明日の東京
  • 日比谷—帝国ホテル

「BOOKデータベース」 より

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