失花
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書誌事項
失花
(韓国文学の源流, . 短編選||タンペンセン ; 3:1939-1945)
書肆侃侃房, 2020.9
- タイトル読み
-
シッカ
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注記
その他の著者: 李孝石, 蔡萬植, 金南天, 李無影, 池河蓮
文学史年表: p[339]-345
収録内容
- 失花 = 실화 / 李箱著 ; 岡裕美訳
- ハルビン : 哈爾濱 = 하얼빈 / 李孝石著 ; オ・ファスン訳
- 冷凍魚 = 냉동어 / 蔡萬植著 ; オ・ファスン訳
- 経営 = 경영 / 金南天著 ; 岡裕美訳
- 土の奴隷 : 続「第1課第1章」 = 흙의 노예 / 李無影著 ; カン・バンファ訳
- 秋 = 가을 / 池河蓮著 ; カン・バンファ訳
内容説明・目次
内容説明
モダニズム作家、李箱の遺稿で、死後に発表された『失花』。妻の死後、中国を旅し、華やかな都会の中の孤独をアイロニーをこめて描いた『ハルビン』。日本にいられなくなり新しい生活を求めてやってきた澄子と、雑誌社に勤めながら小説を書く作家との愛の逃避行『冷凍魚』。思想犯として投獄された男に本を差し入れ、一時釈放を待つ女。しかし住む家まで用意したのに男は迎えにきた父と帰郷してしまう『経営』。変わりゆく農村を舞台に土とだけ向き合って生き、すべてを失ったあと自らの命を絶つ父。帰郷し田んぼに出てはじめて父の思想にめざめる『土の奴隷』。妻とその女友だちとの交流を通して男と女の不可解な感情とすれ違いを描いた『秋』。
「BOOKデータベース」 より