核廃絶 : 諸宗教と文明の対話
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核廃絶 : 諸宗教と文明の対話
岩波書店, 2020.11
- タイトル読み
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カク ハイゼツ : ショシュウキョウ ト ブンメイ ノ タイワ
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注記
核のない世界の実現に向けて、宗教はどんな役割を果たし得るのか。宗教者と研究者が「平和・非核・人類文明の未来」を語り合ったシンポジウムの記録。フランシスコ教皇来日時の被爆地からのメッセージも収録する。
収録内容
- 核兵器廃絶の人道的要請 / ティルマン・ラフ著
- 核のない北東アジアへ / ケビン・クレメンツ著
- 核廃絶とローマ・カトリック / 光延一郎著
- 平和のための祈り / ホアン・アイダル著
- 平和をつくり出す人たち / 近藤紘子著
- だから、バトンを受け取った / 白神亜礼著
- 人の心の中に平和の砦を / 庭野光祥著
- 生命の尊厳、平和の文化を求めて / 寺崎広嗣著
- 平和と統一、和解への課題 / チョンチュジン著
- 「総被曝」の危機の時代に / 中嶌哲演著
- ディスカッション / 島薗進司会 ; 川本隆史, ケビン・クレメンツ, 庭野光祥ほか述
- 核兵器についてのメッセージ / 教皇フランシスコ述
- 平和のための集い / 教皇フランシスコ述
- 上智大学訪問 / 教皇フランシスコ述
内容説明・目次
内容説明
「核」のない世界の実現に向けて、宗教はどんな役割を果たしうるだろうか。様々な宗教を背景に平和・非核を追求する活動に取り組んできた宗教者たちと、平和学、公共哲学などの研究者が一堂に会し、熱く語り合ったシンポジウムの記録。二〇一九年一一月来日時のフランシスコ教皇による長崎・広島・東京での講話・スピーチも合わせて収録する。
目次
- 1 核廃絶への道(核兵器廃絶の人道的要請;核のない北東アジアへ—核兵器禁止条約の役割;核廃絶とローマ・カトリック)
- 2 祈りと被爆証言(平和のための祈り;“被爆証言”平和をつくり出す人たち—心の中に平和を;“被爆証言”だから、バトンを受け取った—被爆した祖父の小さな一歩)
- 3 平和、非核、人類文明の未来—宗教者・研究者による対話(人の心の中に平和の砦を—立正佼成会の核廃絶への取り組み;生命の尊厳、平和の文化を求めて—創価学会の核兵器廃絶への取り組み;平和と統一、和解への課題—韓国における核問題とキリスト教会;「総被爆」の危機の時代に—原発銀座・若狭からの報告;平和と統一、和解への課題—韓国における核問題とキリスト教会;「総被曝」の危機の時代に—原発銀座・若狭からの報告;ディスカッション(司会=島薗進 川本隆史、ケビン・クレメンツ、庭野光、寺崎広嗣、チョン・チュジン、中嶌哲演);4 教皇フランシスコ 日本での三つのメッセージ(核兵器についてのメッセージ—長崎・爆心地公園にて(二〇一九年一一月二四日);平和のための集い—広島・平和記念公園にて(二〇一九年一一月二四日);上智大学訪問(二〇一九年一一月二六日))
「BOOKデータベース」 より