中国人の苦楽観 : その理想と処世術
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書誌事項
中国人の苦楽観 : その理想と処世術
日本僑報社, 2020.11
- タイトル別名
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The Chinese : on hardship and happiness
- タイトル読み
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チュウゴクジン ノ クラクカン : ソノ リソウ ト ショセイジュツ
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注記
監訳: 日中翻訳学院
内容説明・目次
内容説明
中国人の苦とは何か、喜びとは何か。本書は中国史上の名士たち、それぞれの生き様を考えながら、現代中国のより深い理解を目的としたものである。古くから日本と交流が続いてきた国・中国。その長い歴史を持つ国の苦楽観に注目し、軸としながら中国文化全体を概観する。その波乱の多い歴史の中で、中国人は何を求め、悩み、生き抜いてきたのか。豊富な古文の引用と現代中国人の的確な分析、それらを通して読者は発展し続ける今日の中国の強さとは何なのか、という大きな疑問の答えを見出すはずである。また東アジアに深く大きな影響を与えてきた中国を理解することは、とりもなおさず日本を知ることにもつながる。中国の躍進が続く昨今、己を知り相手を知り、中国人とのコミュニケーションに活用できるヒントを得られる実用的な教養書である。
目次
- 序文 苦楽が相半ばするのが人生である
- 第1章 中国史上もっとも苦しんだ三人の天才たち
- 第2章 荘子の精神世界
- 第3章 どうにもしようもない中で俗にまみれず生きる
- 第4章 明代人の「楽しみ」
- 第5章 酒、茶、詩、書画、囲碁、将棋、そして琴
- おわりに 「半半歌」が教え示すこと
「BOOKデータベース」 より