ルポ「命の選別」 : 誰が弱者を切り捨てるのか?

書誌事項

ルポ「命の選別」 : 誰が弱者を切り捨てるのか?

千葉紀和, 上東麻子著

文藝春秋, 2020.11

タイトル別名

ルポ命の選別 : 誰が弱者を切り捨てるのか

タイトル読み

ルポ「イノチ ノ センベツ」 : ダレ ガ ジャクシャ オ キリステル ノカ?

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注記

妊婦の不安を煽る出生前診断ビジネス、障害児の治療拒否…。わが国の「優生社会」化が止まらないのはなぜか? 『毎日新聞』のキャンペーン報道「旧優生保護法を問う」の取材班だった2人の著者が、命とは何かを問う。

主要参考文献: p320-323

優生思想をめぐる近年の主な出来事: p324-325

内容説明・目次

内容説明

妊婦の不安を煽る「出生前診断ビジネス」、障害の重いわが子の治療を拒否する親たち、「相模原殺傷事件」施設で続く虐待疑惑…わが国の「優生社会」化が止まらないのはなぜか?新聞協会賞受賞ジャーナリストが“命とは何か?”を問う!

目次

  • 第1章 妊婦相手「不安ビジネス」の正体—新型出生前診断拡大の裏側
  • 第2章 障害者拒み「地価が下がる」—施設反対を叫ぶ地域住民
  • 第3章 見捨てられる命—社会的入院、治療拒否される子どもたち
  • 第4章 構図重なる先端技術—ゲノム編集の遺伝子改変どこまで
  • 第5章 「命の線引き」基準を決める議論—受精卵診断の対象拡大
  • 第6章 誰が相模原殺傷事件を生んだのか—人里離れた入所施設
  • 第7章 「優生社会」化の先に—誰もが新たな差別の対象
  • 終章 なぜ「優生社会」化が進むのか—他人事ではない時代に

「BOOKデータベース」 より

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