「つながり」の戦後史 : 尺別炭砿閉山とその後のドキュメント

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「つながり」の戦後史 : 尺別炭砿閉山とその後のドキュメント

嶋﨑尚子, 新藤慶, 木村至聖, 笠原良太, 畑山直子著

青弓社, 2020.11

タイトル別名

つながりの戦後史

つながりの戦後史 : 尺別炭砿閉山とその後のドキュメント

タイトル読み

ツナガリ ノ センゴシ : シャクベツ タンコウ ヘイザン ト ソノゴ ノ ドキュメント

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注記

1970年に閉山した北海道・尺別炭砿。戦後日本がたどった産業転換と労働力移動という歴史の内側を、「移動」「つながり」「故郷」をキーワードに、炭鉱労働者とその家族が遭遇・経験した個々の物語を用いて描く。

内容説明・目次

内容説明

1970年に閉山した北海道・尺別炭礦の生活実態を、「縁」をキーワードに掘り起こす。そのうえで、閉山とそれに伴う住民約4,000人の半強制的な移動を活写する。全国に散った人々の苦労やいまに続く「つながり」も照らし出し、生活者の視点から炭鉱の閉山とその後を追い、日本の戦後史に位置づける。

目次

  • 「縁」の集積からみる炭鉱コミュニティ—ねらい
  • 尺別炭礦—戦後のあゆみ
  • 第1部 炭鉱コミュニティでの「縁」の集積—尺別の戦後史(炭鉱労働での「職縁」—“つながり”と信頼;炭鉱家族の「血縁」—“つながり”と暮らし;炭鉱の学校と「学縁」—子どもたちの“つながり”;炭鉱コミュニティの「暮らし」—尺別の地縁の多層性)
  • 第2部 炭鉱閉山と「縁」の離散—一九七〇年二月(尺別炭礦の閉山と地域崩壊—閉山ドキュメント;閉山後の再就職—離散からの再出発;尺別からの転出—「縁」を活用した再就職と移動)
  • 第3部 「炭鉱の縁」の展開—故郷喪失からの五十年(「地縁」のゆくえ—同郷団体にみる新たな“つながり”;「学縁」の展開—閉山時高校生・中学生の五十年;継承される炭鉱の「縁」と文化)

「BOOKデータベース」 より

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