日蝕えつきる
著者
書誌事項
日蝕えつきる
(集英社文庫, [は-18-10])
集英社, 2020.7
- タイトル読み
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ヒ ハエツキル
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注記
解説: 細谷正充
2016年8月 集英社より刊行
シリーズ番号はブックジャケットによる
参考文献: p251-254
収録内容
- 千代
- 吉弥
- 長十郎
- 登勢
- 次二
内容説明・目次
内容説明
天明6年元日、皆既日蝕でこの国が闇に包まれた。その最中に無惨にも死んでいく男女。飯盛女から夜鷹となり、唐瘡に罹ってしまう千代。戯者の夢と裏腹に陰間茶屋で暮らすことになる吉弥…。天災や大飢饉にみまわれた世の底辺で、這いずるように生きて死ぬ人間の姿が克明に描かれる。救いのなさに思わず目を背けたくなるが、克明な描写の粘度が目を捉えて離さない5編。第30回柴田錬三郎賞受賞作。
「BOOKデータベース」 より