Bibliographic Information

私的読食録

堀江敏幸, 角田光代著

(新潮文庫, 11183, ほ-16-31)

新潮社, 2020.12

Title Transcription

シテキ ドクショクロク

Available at  / 39 libraries

Note

単行本はプレジデント社より2015年刊行、文庫化に際し新規に対談を収録

Description and Table of Contents

Description

たとえば、物語の中で少女が食べる「甘パン」。あるいは、殺し屋が飲む一杯の「珈琲」。小説、エッセイ、日記…と、作品に登場する様々な「食」を、二人の作家はあらゆる角度から食べ、味わい、読み尽くす。その言葉が届くとき、あなたの読書体験は、眼前の本の味は、まったく新しいものに変わる。読むことで味を知る、味を知ることで読みたくなる。すべての本好きに贈る、極上の散文集。

Table of Contents

  • 向田邦子の、ふつうのごはん革命 向田邦子『父の詫び状』
  • うまい、まづいは別として、うまい 内田百〓『御馳走帖』
  • 味を語る怪物—。執念か、と思うほどの凄絶な味覚描写 開高健『最後の晩餐』
  • 今日はゆかりご飯 青山光二「妻恋いの宿」
  • 台所が欲しい—。生きることが生み出す矛盾 檀一雄『火宅の人』
  • ショウガパンとジンジャーブレッド ランダル・ジャレル『はしれ!ショウガパンうさぎ』
  • 気品に満ちて野蛮。真剣に、豪快に、食と向き合う女たち 江國香織「ねぎを刻む」
  • ミルクのはいったおまんじゅう 寺田寅彦「銀座アルプス」
  • 食べることは、こんなにも愉快なこと! 鴨居羊子『カモイクッキング』
  • ストロベリー・クリーム・ソーダ ソーントン・ワイルダー『わが町』〔ほか〕

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BC04279837
  • ISBN
    • 9784101294780
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    342p
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top