帝国日本と鉄道輸送 : 変容する帝国内分業と朝鮮経済
著者
書誌事項
帝国日本と鉄道輸送 : 変容する帝国内分業と朝鮮経済
吉川弘文館, 2020.12
- タイトル読み
-
テイコク ニホン ト テツドウ ユソウ : ヘンヨウ スル テイコクナイ ブンギョウ ト チョウセン ケイザイ
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全106件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
初出一覧: p234
参考文献一覧: p235-244
収録内容
- 朝鮮/日本帝国経済史研究
- 鉄道敷設と沿線市場の形成
- 鉄道貨物輸送からみる域内分業・消費市場
- 都市化・域内分業・帝国内分業の朝鮮的特質
- 米の「飢餓輸出」と穀物の帝国内分業
- 輸入代替工業化と消費市場の地域的拡大
- 鉱業化と燃料多消費社会の形成
- 朝鮮鉄道黄海線と沿線地域経済
- 北鮮鉄道と朝鮮経済
- 消費市場の成長とその地域性
内容説明・目次
内容説明
19世紀末以来、台湾・朝鮮、満洲を実質的に植民地化した日本は、鉄道による効率的な物流網を築こうとした。創出された朝鮮内の市場がどのような特質を持って成長し、各地域間で分業体制を築いたのか。帝国内の米・粟・石炭や綿織物などの工業製品の生産・流通・消費の実態を鉄道統計資料から分析。日本帝国下の朝鮮経済の実像を解き明かす。
目次
- 朝鮮/日本帝国経済史研究
- 第1部 鉄道敷設と貨物輸送の朝鮮的特質—台湾との比較史的接近(鉄道敷設と沿線市場の形成;鉄道貨物輸送からみる域内分業・消費市場;都市化・域内分業・帝国内分業の朝鮮的特質—台湾との比較)
- 第2部 帝国内分業の変容と朝鮮市場—日本・満洲との関係史的接近(米の「飢餓輸出」と穀物の帝国内分業;輸入代替工業化と消費市場の地域的拡大;鉱業化と燃料多消費社会の形成)
- 第3部 鉄道輸送と地域経済—一次産品経済社会と域内分業(朝鮮鉄道黄海線と沿線地域経済;北鮮鉄道と朝鮮経済—羅津を中心に)
- 消費市場の成長とその地域性
「BOOKデータベース」 より